ウエディングが年々多様化・個性化する中で、挙式スタイルも神前式・キリスト式に加え宗教によらない人前式を希望するカップルが増えてきております。
しかし現在の人前式は定番となるスタイルが確立されておらず、
式を司る司会者が不在のため儀式としての重厚さに欠けるきらいがありました。
日本では婚姻届は役所に提出するだけですが、欧米では婚姻届署名がセレモニーになっており、市町村のセレモニールームで係官や市長村長または国が資格を与えた司式者によって執り行われます。
そしてこの式は婚姻の法律上の手続きを完了させることが目的なのでシビルウエディング・市民結婚式と呼ばれています。
全日本ブライダル協会でも法律上の婚姻成立を第一義と考え、結婚式の前に予め役所に婚姻届を提出しその長が発行する婚姻届受理証明書を司式者が読み上げ参列者一堂に披露するセレモニーを新時代の人前式としてシビルウエディングを提唱しました。
この式の趣旨が正しく理解され、全国各地で行われることを心から願っております。