2022 / 12 / 23

地域特有の伝統婚礼行事と和の演出その2

群馬県の結婚式コンサルタント、株式会社アニバーサリープレゼントの石井理恵です。

12月23日、昨日に引き続き、NHK番組「ひむバス」で放送された伝統婚礼行事と和の演出についてブログをお届け致します。

福井県の伝統婚礼行事「一生水」

新婦様が盃に入った水を飲み干し、玄関で盃を割る儀式があったと昨日にブログで投稿させて頂きました。

 

儀式を終えたら、仏壇参りをして、婚家のご先祖様にご報告。

ちなみにこの時には、新郎様はいないのが習わしとされており、挙式の時に初めて、美しく着飾った花嫁姿をみせるためだと言われております。

 

そして、本日ご紹介する北陸の婚礼伝統行事が、「万寿まき」と呼ばれる儀式です。

万寿(まんじゅ)は饅頭のことで、縁起を担いで「万寿」とされております。

 

もともとは花嫁が婚家の立ち寄りの際に、多くの人が集まります。

そこで、幸せのおすそわけでもある万寿まきは、集まってくれる人が多いことが幸せだと考えられています。

 

私達アニバーサリープレゼントでも「万寿(饅頭)」を使った演出もご提案させて頂いております。

上記の写真は伊香保の温泉旅館でプロデュースした結婚式の場面。

こちらは温泉饅頭になり、ご出席頂いた皆様に幸せのおすそわけで、万寿まきを行いました。

 

ちなみに温泉饅頭の発祥の地は群馬県の伊香保温泉になります。

明治43年に誕生し、今でも名物として愛されているお店が、伊香保の石段街にお店がある「勝月堂」の湯乃花まんじゅうです。

上記の写真は伊香保石段街でのロケーション撮影の場面。

上部に鳥居が見えますが、ここが最上部に位置する伊香保神社です。

結婚式にご案内をさせて頂く新郎新婦様には、参拝や絵馬の奉納もご案内しておりますが、伊香保神社のすぐ下に、温泉饅頭発祥の「勝月堂」があります。

 

伊香保温泉の茶褐色「黄金(こがね)の湯」に似せた黒糖入りの饅頭になりますが、100年以上経っても製法を変えておらず、店頭で売り切れてしまうこともあるくらい大人気です。

伊香保に立ち寄った際には、お召し上がり頂きたい一品です。

 

日本の伝統、地域の名産、そして、変化する結婚式や結婚のカタチ。

結婚式は時代と共に育まれ、受け継がれ、儀式には意義も込められております。

懐かしい婚礼が今なお、残り続けることは、ずっと結婚式に携わっている私自身も嬉しく思います。

これから結婚式を迎える皆様にも、伝統的な日本の結婚式を通じ、後世に残る儀式のご提案できればと思っております。

 

伊香保温泉での旅館結婚式や旅行を取り入れた家族婚もご希望でしたら、アニバーサリープレゼントまでお気軽にお声掛けくださいませ。

 

株式会社アニバーサリープレゼント
国内旅行業務取扱管理者 国内旅程管理主任者
シビルウエディングミニスター 日本和装企画技能普及協会 着装着付士

石井理恵
◎株式会社アニバーサリープレゼントと群馬県の協賛イベント企画

群馬県協賛ぐんまスマイルライフ・ぐんま赤い糸プロジェクトに掲載されたイベント

◎群馬県運営の結婚支援・出会い・婚活イベントにも株式会社アニバーサリープレゼントが掲載中

群馬県協賛の婚活イベント専用 申し込みフォーム

◎群馬県のブライダルプロデュース会社 予約制のご相談フォーム

経験豊富なブライダルコーディネーターによる結婚式相談会

«
»