ブライダルコーディネーターの石井理恵です。

４月３日、本日は第一礼装の小物である扇子、「祝儀扇（しゅうぎせん）」「末広（すえひろ）」についてご紹介致します。

末広は、結納品の一点でもあり、2本を一対にして贈るものとされております。

扇の形から末広がりの繁栄を願う気持ちが込められており、とても縁起が良いものです。

そして、既婚者の礼装でも、少し小さな礼装用の扇子のことを末広（すえひろ）といいます。

末広は、帯の左脇に挿しておりますが、挨拶をする際は、右手で要（かなめ:骨を束ねる留め具部分）を持ち、左手で下から先をささえるように致します。

そのしぐさがとても丁寧な印象で美しくみえます。

注意点は広げてあおぐことはしないようにしてください。

黒留袖の場合は黒骨を持ち、色留袖の場合は黒骨、もしくは白骨をお持ちになります。

花嫁様の末広は金色と銀色になっており、一般的には白無垢が銀色、色打掛には金色となっておりますが、現在では写真撮影で色が艶やかに映えるように変える場合もございます。

おめでたいお披露目の結婚式や記念日には歴史に根付いた風習があります。

アニバーサリープレゼントでも、結婚文化のルーツを大切にして、皆様の大切な記念日のご提案からご支援を行っております。

群馬県内全域や足利市での結婚式でしたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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