2023 / 04 / 02

和装の正礼装文化

ブライダルコーディネーターの石井理恵です。

4月2日、昨日のフォーマルのブログに引き続き、本日は和装の正礼装(第一礼装)についてです。

正礼装の既婚者は、紋が必須となり、未婚者につきましては、振袖になります。

和装の正礼装については、武家文化の流れを汲むものと貴族文化の流れを汲むものとに分かれるのですが、現在の花嫁衣装につきましては武家文化の礼装を採用するのが一般的になり、十二単等のお衣装は皇室の礼装になります。

武家文化の花嫁衣装として、白無垢、色打掛、大振袖などがございますが、明治時代には黒留袖や色留袖、訪問着を花嫁衣装とされた記録もあります。

留袖の語源には諸説ありますが、結婚を機にそれまでお召しになっていた振袖の振りを短く留めたことを由来しており、嫁がれた先でも長く留まるようにという願いが込められております。
裾周りに模様のある着物を式服とする習慣が民間で広まったところから留袖が既婚女性の礼装になったとされているようです。

なお、黒を忌む宮中では色留袖を礼装としております。

4月の入園式や入学式には色紋付や訪問着などが準礼装にあたり、相応しい服装になります。
記念日や節目などには、ぜひ、お着物も選んでみてはいかがでしょうか?

洋装の多いフォーマルシーンにおいて、和装の記念日は印象に残ることと思います。

株式会社アニバーサリープレゼント
国内旅行業務取扱管理者 国内旅程管理主任者
シビルウエディングミニスター 日本和装企画技能普及協会 着装着付士   石井理恵

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